ついにアルバムからの3枚目のアナログカット!
http://www.breakinbread.org/bnb074.htm
A面はフィンランドからTuomoを迎えた初の歌モノ。
B面はBrailleを迎えた超絶ファンキーシット。
誕生日の翌日、11月5日リリースというのは偶然か粋な計らいかはわからず。
言葉なくとも後者だろうと察しておけば、嬉しい気持ちも倍増。
来週からプロモーションも兼ねた新しいミックスも公開予定。
Soun On シリーズ初のフリーダウンロード!
タイトルは「Soul On Japan」
今回のテーマはタイトル通りオール日本人。
と言っても俗に言われてる和モノ的なミックスではなく、
全て日本人プロデューサーのヒップホップ、しかもインストオンリー。
レーベルから自分のアルバムの曲を混ぜたヒップホップのミックスを作って欲しいと言われて、ガッチリとサンプリングしてる新譜のヒップホップを織り交ぜようと思ったら、もはや洋物よりも国産のヒップホップの割合が多くなって、どうせなら全部国産にしようという決断に。
日本のサンプリングミュージックのレベルの高さを披露するにはグッドなオポチュニティだなと思って、ヒップホップ・プレミアリーグに所属する自分にしか出来ない、日本発UK経由世界行きのミックスに仕上げてみようと頑張ってみた。
しかしながら国産のヒップホップを全て掌握してるはずはないので、自分の知ってる範囲で幅広く選曲出来たんじゃないかな。入れたいけどレコード持ってないのもあったしね。
作ってて思ったのは、ホントに曲の作りが人によってバラバラで、ラップがない分ドラムの鳴りだったり組み方だったり、そういう部分にフォーカス出来る面白さもあった。
普通に垂れ流しで聴くも良し、曲の作り方の参考にするも良し、日本人のプロデューサーにスポットを当てたミックスってあったっけ?
なかなかありそうでなかった意義のあるミックスなんじゃないかな。
いつまで経っても90年代とかディラとか回顧主義ばっかりで、こんなんじゃあシーンが廃れていくのもしょうがないと思う。だいたい作品リリースしてない海タレにスポットがあたっちゃうってのが、もはや末期症状でしょ。
確かに昔の曲はカッコイイけど、今リリースされている曲とそこまで差があるかと言ったら、そんなことはなくて、引けをとらないクオリティのものもたくさんある。
いろんな不満はあるけど、不満を言っても何一つ良い方向に向かうわけはなく、出来ることは新しい曲を作り続けて、リリースを続けるしかない。
でも国内は飽和状態で、リリースしてもペイ出来てない人のほうが多いのが実情じゃないかな。
日本のアナログリリースが伸びてるみたいなニュースがあったけど、海外で千枚単位でプレスしてた人が売れなくなって、国内で200~300枚のプレスに切り替えたのが要因だと思った。
断言出来ないけど、昔に比べてアナログが売れてないのは事実だし。
だからこそ日本で少ないパイを相手にするよりも、世界へ発信したほうが絶対に面白い。
作ってる側が面白いと感じないと継続出来ないからね。
キッカケはなんでも良くて、まずは聴いてもらってさらにリリースに繋がるとサイコーに面白い。
あとは海外からリリースした方が単価がおさえられて買いやすくなったりするしね。
円高なのに、最近日本人の新譜たけーんだよ。
とっかかりとしては安いに越したことはないからね。
とにかく日本のヒップホップは最高にカッコイイというのを世界へ発信。
週明けには「Breakin’ Bread Radio」にて公開される予定なのでお楽しみに。
http://www.mixcloud.com/breakinbread/
では良い週末を!