挑戦

身内に不幸がありまして、先週はバタバタしており更新を控えました。
今日はビックニュースもあり。

だいぶ告知がギリギリだけど、まずは8月31日のコレ。

20130831
2〜3ヶ月に1回、三茶で行ってるイベントUntited。
第4回目のBattle Of Beatsもやります。
ネタはKenny Burrell – All Mine。

今回はアカペラ指定でいつもよりさらにしんどい。
イベントは来週だけど未だ仕上がらず。

毎回普段使おうと思わないようなネタが指定されてるから、
なんとか締め切り迄に仕上げる為いろいろと新たなギミックが必要になる。
そのおかげで確実にトラックメイキングが進化してる。

今作ってるアルバムにも新しいギミックが多大に貢献中。
毎日磨くスニーカーとスキルってことで、何事も精進あるのみ。

そして、身内の何人かには我慢できず喋っちゃってたけど、
ゲストのメンツが土壇場で代わり、より驚きのメンツへ。

20131019london2
10月19日にロンドンのクラブでのDJが決定!
Breakin’ Breadには本当に感謝。
スペシャルゲストは写真の通りプリモ先生とピーナッツバターウルフ。

このメンツとロンドンで一緒にDJできるなんて考えたこともなかった。
そもそもロンドンでDJってことすら数年前は絶対に有り得なかったからね。
辛抱強く、海外で評価されたいという思いでなんとかここまで辿り着けた。

国内ではさっぱりなのに、なぜここまで頑張れたのか。
それは海外で自分が作った音楽が評価されて、DJをやりたいというのが目標だったから。
ずっとそれだけを目標に頑張ってきて、ようやくゴールに、いやまだゴールポストかな。
ただなんとかペナルティエリアには入った感じ。

アナログの売上は伸びているとはいうけれど、
確実にアナログ市場は縮小していて、200〜300売れればマシなんじゃないかな。
とにかく今は音楽に夢がない。

だから嘘くさいセールスとかじゃなくて、夢があることがしたかった。
本音を言えば、クラブでみんなで楽しくイベントしながらレコードを自慢し合ったり、
酒に酔ってあーでもない、こーでもないとかどうでもいい話をしたり、
そんなことを羨ましいと思った時期もあったわけで。

でも、その先には何もないし、ありきたりな思い出しか残らない。
だから誰にもできない、本当はみんなこういうことがやりたいんだろうってことを
実現しようと思ったら、とにかくそんな時間はなかった。

それだけを目標にひたすら時間を費やして、ようやくそれっぽい形になった。
別に説教をしたいわけじゃなくて、何のコネがなくてもここまで辿り着ける!
ということを示せたんじゃないかな。

個人的にはここでビシッと決めて、新たにUSのコネクションを作り出せるか、
また次回もロンドンでDJをやらせてもらえるか、その両方が今回のミッション。
チャンスは無限にあるわけじゃないからね。

嬉しい反面、このチャンスを絶対にものにしなくては、という緊張感もあって、
いろんなことを考えてしまう。

とにかくベストな自分のプレイをして、何かを手土産に帰ってきます、まだ先だけど。
それでは良い週末を!

Damu The Fudgemunk – Only One Me


ついさっきハンガリーの映像を勉強していると学生からメールが届いた。
ハンガリーのB-boy、主にブレイクダンスのドキュメンタリーフィルムを作っていて、曲を使わせてもらえませんか、という内容。もちろんオーケーと返信。
普通に生活してたら絶対に関わることがない人と繋がりが出来るのが音楽を作っていて一番嬉しい瞬間でもある。
そういやグラスゴーのやつは全く連絡がなくなったな…

Damu The Fudgemunk - Only One Me

Damu The Fudgemunk – Only One Me

アルバムが待望のリイシュー。この曲は本当にカッコいい。
ネタの使い方だったり間の埋め方、曲の展開とどこをとってもパーフェクト。
特に細かい音での間の埋め方は勉強になる、というか真似出来ない。
ビートメイクしてる人には絶対オススメ。

Donny Hathaway – Memory Of Our Love

近所の中華料理屋で注文したものを持ってきた店員が、
テーブルに置いてある割り箸が少なかったみたいで、
食べ物を置いてすぐ割り箸を全部持っていきやがった。
もちろんしばらく食べれなかった。

Donny Hathaway – Memory Of Our Love

こんな未発表曲ならどんどん出てきて欲しい。
それにしてもこの盤はすこぶる音が良い。
曲も歌も柔らく、聴いているだけで落ち着く。
満員電車で苛ついてる人にオススメ。